食用のおくらの花

この花は、とても珍しい食用のおくらの花です。患者さんの水崎様からいただきました。
一見ハイビスカスの花のようですが、これが、たまらなく美味なんです。
食用の花を食べて美味しいと思うことはあまりなかったのですが、この花は別格です。黄色い花びらを食べるのですが、食感はまるでレタスです。
レタスを少し薄くして(しゃきしゃき感はあります)香りもまさにレタスを薄くした感じです。
噛んでいくと品の良いとろみがでてきて、やはりおくらの花という感じになりますが、そのとろみがまさに絶品なのです。
食用のおくらの花なので、普通のオクラの花より、かなり大振りです。こんなに美しくて美味しいのに商品として出回らないのは、理由があります。朝咲いたら昼過ぎにはしぼんでしまい商品にはならないうえほとんど日持ちしないのです。花を摘んだらさっと洗いタッパーにいれ冷蔵庫に保管します。
そのままお醤油をかけるか、サンドイッチがベストです。ワサビバターを塗ってきゅうり、ハム、おくらの花を挟んだサンドイッチを皆様にぜひ一度食べていただきたいです。


カテゴリー: 農業 — 橋口いずみ @ 2010年7月28日