立ち姿の美しい大輪の菊の花は、別格ですね。
その品位といい、大きさといい眺めていても飽きません。
幼い頃に祖父が菊を一年がかりで育てていたのを覚えています。
月下美人も育てていて、年に一回それも夜更けに2時間だけ咲いて終わるこの花を見届けるため、幼いながらも必死に起きていました。
虫の羽のようにはかなげな白い花と、部屋を埋め尽くす甘い香り。 優しい祖父との思い出です。
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